製品ライフ サイクル

製品寿命と供給の継続性に対する TI の取り組み

テキサス インスツルメンツ (TI) は、お客様にとって半導体製品の耐用期間と継続的な供給が重要であることを理解しています。これらの考え方は、TI にとっても重要です。TI の製品ライフサイクルは通常 10 年から 15 年ですが、多くのお客様のご要望に合わせて延長することもあります。TI は、お客様の観点で製品の耐用期間を考慮して対策に取り組んでおり、この取り組みを維持するための戦略と社内方針を策定済みです。

 

製品耐用期間に関する戦略

TI は、10 年以上の存続期間にわたって製品を提供できるように、在庫と製造に関する戦略を策定済みです。TI は社内の在庫管理戦略に基づき、カタログ製品や「標準」製品の市場需要を予測しています。「標準」製品とは、多くのお客様への出荷や販売を実施しているカタログ製品を含め、社内で規定した各種製品を指します。15 の社内製造拠点と外部パートナーによる TI の柔軟な製造戦略は、お客様の長期的なニーズを確実に満たす製品を提供しています。

 

標準製品の耐用期間に関する社内ポリシー

TI のガイドラインは、以下の 3 つの条件のいずれかに該当する場合、TI の標準製品は生産中止の対象外であると規定しています。

  • この製品は、最近 5 年間 (車載製品または高信頼性製品の場合は 7 年間) のうちに何らかの販売実績があります。
  • この製品は製造可能であり、最近 10 年以内に製造実績があります。
  • この製品に対して、現時点でお客様からの何らかの需要が存在しています。

これらの条件を規定した結果、TI の標準製品を生産中止にした場合にお客様の利便性低下を招く事態を防止する、という方針がより具体的になり、TI は明確な取り組みを進めることができます。

お客様の意思決定を支援するために、各製品の製品ステータスとして「プレビュー」、「アクティブ」、「新規設計での使用を推奨しない (NRND)」、「最終購入段階」、または「生産中止」のいずれかを明確に指定しています。なお、NRND として分類した製品であっても、ごくまれに製品の改良を実施することがあります。製品の品質に影響を及ぼす可能性のある問題が存在している場合や、TI の長期的な製品製造能力に影響を及ぼす可能性がある場合のみ、製品の耐用期間に関する取り組みを強化する目的で、この種の改良を実施します。

製品の変更管理、製品の回収、生産中止に関する TI のポリシーと、TI の事業継続性プログラムに関する詳細は、TI の品質に関する一般的なガイドラインに記載されています。

TI.com の各製品ページには、TI の標準型番に加えて、製品のステータスを掲載しています。標準型番 (GPN) は、その GPN で注文可能な一連の型番を表します。

 

製品ステータスのカテゴリ

プレビュー この製品は量産状態ではありませんが、プロトタイプまたは検証パーツとして購入が可能です。この製品は、量産向けにリリースされるまでに、技術検証の段階で変更される可能性があります。
アクティブ この製品はすでに市場にリリース済みであり、ご購入になれます。 一部の製品は、より新しい代替品が入手できる可能性があります。
新規設計での使用を推奨しません 本製品は、既存の設計にも活用できますが特に新規設計でこの代替製品をご検討になることをお勧めします。
最終購入段階 この製品は、生産中止予定です。新規設計では代替品をご検討ください。
生産中止 この製品は生産中止品です。新規設計では代替品をご検討ください。

パラメトリック製品検索ツールやクロスリファレンス検索ツールなど、TI.com でさまざまな設計サポートを検索できます。また、TI E2ETM サポート フォーラムにもアクセスできます。車載製品や高信頼性製品をお探しの場合、TI のパラメトリック製品検索ツールで「Rating」(定格) パラメータをフィルタとして使用し、TI.com で使用している型番の後に「-Q1」(車載)、「-EP」(エンハンスド製品)、「-HT」(高温) のいずれかを追加する方法でこれらの製品を表示できます。