GPCCHEM

インピーダンス追跡 (IT) アルゴリズムを採用した GPC 化学 ID バッテリ残量計 (最も類似した化学的一致) は、室温または低温を想定した性能最適化より前に実施する必要があります。

Impedance Track 残量計向け Gauging Parameter Calculator Chemistry ID (残量計パラメータ カリキュレータ ケミストリー ID) 比較照合機能 (GPCCHEM) は、算術演算とシミュレーション用のツールであり、バッテリ設計の際に特定のバッテリ プロファイルに一致するケミストリー ID を取得するのに役立ちます。TI が定義するケミストリー ID は、Battery Management Studio (bqStudio) を使用してプログラム (設定) することもできます。GPCCHEM ツールにより、残量計 IC の精度を向上させることができます。

バッテリ パックは、TI の Impedance Track（IT）アルゴリズムをベースとする残量計を使用する必要があります。このツールは、操作マニュアルで規定されている書式のログ ファイルを受け入れます。TI の Battery Management Studio（bqStudio）ソフトウェアを USB 経由で特定の評価ボードに接続するか、データ ロギング機能の付いた Arbin や Maccor などのバッテリ テスタを使用して、ログ ファイルを作成できます。充電と放電には外部機器が必要です。高精度の計算を行うには、バッテリ パックのセットアップに関する追加のパラメータも必要です。出力情報は、ケミストリー ID を記録したテキスト ファイルの形で E メール送信されます。ケミストリー ID データは、bqStudio を使用してデータ フラッシュにプログラムすることができ、その後、ゴールド イメージ（CD など）に書き込んで、バッテリ パックの量産に使用できます。

bqStudio を使用してロギングを行う場合は、残量計とのインターフェイスとして機能する EV2300 または EV2400 PC インターフェイス ボードと、PC との通信用 PC USB ケーブルが必要です。どちらも http://power.ti.com でオンライン注文できます。Windows™ ベースの PC ソフトウェアも、オンラインで入手できます。EV2300 または EV2400 インターフェイス ボードとこのソフトウェアを使用すると、データ レジスタの読み取り、さまざまな構成に合わせたチップセットのプログラム、サイクル データのログへの記録と詳細な評価、さまざまな充電および放電条件下でのソリューションの全体的な機能を評価を実行できます。

このツールは、https://www.ti.com/lit/zip/sluc042 で、既存の Mathcad™ スプレッドシートに代わる選択肢として入手できます

このツールを使用する場合は、別売りの Mathcad™ ライセンスを購入する必要はありません。

特定の残量計製品については、bqStudio ソフトウェアはログ ファイルから zip ファイルを作成するためのパッケージング ユーティリティを提供することがあります。

注：注：このツールは、補償付き放電終止電圧 (CEDV：Compensated End of Discharge Voltage) 残量計には適用できません。

このページの使用に関するサポートを利用するには、gpc_support@list.ti.com 宛に Eメール送信してください。

TI の評価基板の標準条件が適用されます。