TIDA-01159
コンパクトなハーフブリッジ構成の強化絶縁型ゲートドライバのリファレンスデザイン
TIDA-01159
概要
このリファレンスデザインは、UPS (無停電電源)、インバータ、サーバー、テレコムの各アプリケーションの電力段を駆動するために使用するハーフブリッジ絶縁型ゲートドライバです。このリファレンスデザインは、TI の UCC21520 強化絶縁型ゲート ドライバをベースとしており、MOSFET と SiC-FET を駆動できます。このデザインは、絶縁型ゲート ドライバの出力に電力を供給する、内蔵型の絶縁型プッシュプル補助電源を搭載しています。絶縁型ゲートドライバと絶縁型電源を組み合わせて 30mm × 35mm というフォームファクタの小型ボードに搭載した、包括的にテスト済みで堅牢性の高いハーフブリッジドライバソリューションを提示します。このソリューションは、100kV/μs を上回る電圧に耐える同相過渡耐性 (CMTI) を実現しています。
特長
- 中電圧と高電圧のパワーコンバータや単相と三相のインバータに搭載されている電力段を駆動する、コンパクトなゲートドライブ
- 4A のソース (供給) および 6A のシンク (吸い込み) という大電流の駆動能力は、最大 100A の電流を制御する MOSFET / SiC-FET の駆動に最適で、最大 2MHz に対応する動作周波数により、スイッチング損失を大幅に低減
- 3250VPK と 3000VRMS の基本絶縁に対応
- 高い dv/dt を伴うノイズの多い環境でも安定して動作するよう、100 kV/μs を超える非常に高い CMTI (共通モード過渡耐性) を実現
- デッドタイム機能を内蔵したゲート ドライバにより、信頼性の向上と、電力段での偶発的な貫流の回避が可能です。
- コンパクトで高効率の絶縁型電源を内蔵しており、ゲート ドライバの出力側への電力供給が可能
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRP16.PDF (116 KB)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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| タイプ | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| * | 設計ガイド | Compact, Half-Bridge, Reinforced Isolated Gate Drive Reference Design | 2016/12/08 |