TIDA-00012
高効率絶縁型 CAN & Profibus インターフェイス・リファレンス・デザイン
TIDA-00012
概要
高効率絶縁型 CAN および Profibus インターフェイスのリファレンス・デザインは、CAN および Profibus トランシーバに絶縁型電源が必要になる産業用システムに使用することを目的としています。この設計の特長は、(たとえば、低消費電力モードに切り替わったときなどに) マイコンからの 1 つの GPIO 信号でパワー・コンバータおよびデータ・トランシーバの両方を完全にシャット・オフできることです。この絶縁型インターフェイスは、TI の Profibus および CAN トランシーバへの 1 次側および 2 次側電源に使用される正確な安定化レールを、高価なフォトカプラ・フィードバック回路なしで実現します。これによりこのインターフェイスは、産業用オートメーションに適したシンプルで効率的かつフレキシブルな絶縁型インターフェイスとなります。このリファレンス・デザインには、電源が安定するまでマイコンがデータの送信を開始するのを待機させたり、インターフェイス上で電源に不具合が発生した場合にデータの送信を停止したりする付加的な機能があります。
このリファレンス・デザインでは、Tiva C シリーズ LaunchPad のフォーム・ファクタにより、LaunchPad ボードに簡単に接続できるため、Tiva C マイコンを使用してインターフェイスに対する通信プロトコルを処理することができます。
特長
- TPS55010 のイネーブル、ソフト・スタートおよびフォールト機能により、マイコンは通信インターフェイスの電源レールを包括的に制御できるようになり、システムの消費電力を最大限削減できます。
- 調整可能な高いスイッチング周波数により、効率の向上、ソリューション・サイズの削減、および問題となる周波数帯域の回避を実現できます。
- 絶縁型 Profibus および CAN トランシーバに使用されているガルバニック絶縁テクノロジーには、使用時間、温度、および湿度に対して実績のある信頼性と安定性が備わっています。
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDR130.PDF (54 KB)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
技術資料
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| * | 試験報告書 | TIDA-00012 Test Results | 2013/09/04 |