TIDA-00601
絶縁型シャント センサを使用した多相エネルギー測定のリファレンス デザイン
TIDA-00601
概要
TIDA-00601 は、絶縁型シャント センサを使用して、Class 0.5% の 3 相エネルギー測定システムを設計するためのリファレンス デザインです。 こうした絶縁機能のために、入力回路から容量的に絶縁した出力回路を持つデルタ シグマ変調器を使用しています。 エネルギー測定 SoC は、絶縁型変調器から複数のビット ストリームを取得し、自らのオンボード デジタル フィルタを使用して ADC サンプルの測定値を出力します。 エネルギー測定 SoC は、電圧のセンシング、計測のパラメータ値の計算、ボードの LCD の駆動、ボードの絶縁型 RS-232 回路を経由した PC の GUI との通信にも使用できます。
このリファレンス デザインは ISO7420 と ISO7421 の各規格に対応しています。このリファレンス デザインは ISO7320C および ISO7321C と組み合わせて使用できます。
このリファレンス デザインは AMC1304M05 を使用します。このリファレンス デザインは AMC1304M25 と組み合わせて使用できます。
このリファレンス デザインは MSP430F67641 を使用します。このリファレンス デザインは MSP430F67641A と組み合わせて使用できます。
特長
- 電気的に絶縁されたシャント電流センサにより、Class 0.5% の 3 相計測を実現
- シャント絶縁機能の動作絶縁電圧は最大 1kV AC で、ピーク絶縁電圧は 7kV
- TIのエネルギー ライブラリ ファームウェアにより、アクティブ/リアクティブな電力とエネルギー、RMS電流と電圧、力率、ライン周波数など、各種のエネルギー測定パラメータを計算
- PC の GUI との通信用に、3kV RMS 動作絶縁境界の特性を持つ絶縁型 RS-232
- 計測パラメータの表示用に、160 セグメント ディスプレイ コントローラを内蔵
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRF00B.PDF (247 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
MSP430 マイコン
MSP430F67641 — 3 個のデルタ・シグマ ADC、10 ビット SAR ADC、LCD、128KB フラッシュ、8KB RAM 搭載、低コスト、多相メータリング SoC
データシート: PDF | HTMLMSP430 マイコン
MSP430F67641A — 3 個のデルタ・シグマ ADC、10 ビット SAR ADC、LCD、128KB フラッシュ、8KB RAM 搭載、低コスト、多相メータリング SoC
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サポート・ソフトウェア
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | 絶縁型シャント・センサによる多相エネルギー測定 (Rev. A 翻訳版) | 英語版 (Rev.A) | 2015年 12月 21日 |