TIDA-01214
16ビットADCおよびデジタル アイソレータを使用した絶縁型、高精度、アナログ入力モジュールのリファレンス デザイン
TIDA-01214
概要
このリファレンス デザインは、保護および測定範囲(IEC 61850-9-2のサンプリング要件を含む)をカバーした広い入力範囲にわたって、高精度の16ビットSAR ADCを使用したAC電圧および電流入力の正確な測定を実現しながら、システム設計を簡素化して、トリップタイム性能および信頼性を高めるものです。アナログ入力モジュール(AIM)は、電源を内蔵したデジタル アイソレータを使用して、ホスト プロセッサから絶縁されます。限定された機能と低コストの設計手法で、TI 製品を 3 点だけ使用して AC AIM を設計し、システム コストとボード サイズを削減できます。アラーム機能により、サンプル ベースでACアナログ入力フォルトを特定し、より高速なフォルト検出を実現します。ADCは追加補助チャネルを備えており、デジタル アイソレータの電源出力を診断できます。ゲイン アンプを搭載した12ビットADS8668 ADCは、プログラム可能な内部範囲を使用してダイナミック レンジを拡大できるため、システム コストをさらに最適化できます。
特長
- このリファレンス デザインは ADS8688A 16 ビット逐次比較型 ADC をベースとしており、デイジーチェーン接続により最大 16 個のアナログ入力の測定をサポート
- ホストから絶縁された ADC インターフェイスにより、ISOW7841 を使用した厳しい動作条件で安全性が向上し、内蔵された電力コンバータにより 60mA を上回る電流出力と 45% 以上の効率を実現
- AC AIM は 14.9 ビット超の ENOB、91dB 超の SNR、–110dB を上回る THD を実現
- フロント エンド ゲイン アンプを搭載した 12 ビット ADC8668 により、低コスト アプリケーションにおける低電圧出力センサのダイナミック レンジが拡大
- ISOW7841 の入力で負荷スイッチを使用することにより、出力過負荷時に AC AIM を保護
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRSJ4.ZIP (520 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | 16 ビット ADC 使用、絶縁型高精度アナログ入力モジュールのリファレンス・デザイン (Rev. A 翻訳版) | 英語版 (Rev.A) | 2018年 9月 7日 |